美容室は「ネット集客」の時代。そこで「ホームページ集客」のための「3つの仕組み」と「5つの重要ページ」、ブログ・SEO対策・インスタグラム・Twitter・ネット予約システムなどについて解説します。

新規集客

サロンのホームページ集客方法【3つの仕組み・5つの重要ページ】

美容室は「ネット集客」の時代。そこで「ホームページ集客」のための「3つの仕組み」と「5つの重要ページ」、ブログ・SEO対策・インスタグラム・Twitter・ネット予約システムなどについて解説します。

ホームページ集客に必要な「3つの仕組み」

美容室がホームページで集客するには「3つの仕組み」が必要です。

<3つの仕組み>

  1. 集める仕組み・・・ホームページを「見る人数」を増やす
  2. 選ばれる仕組み・・ホームページを見て「行きたい」と思ってもらう
  3. 捕まえる仕組み・・予約してもらう

集める仕組み

ホームページは「ただあれば良い」ものではありません。なぜならホームページを見る人自体が増えないと、「選ばれる・来てもらう」事も無いからです。

そのため、まずホームページを見る人を「集める仕組み」が必要です。
その対応策は大きくわけて3つあります。

  • 検索サイト対策・・ 検索されてホームページを上位表示させる対策
  • SNS対策・・・・ SNSサイトから集める仕組み
  • 地域認知対策・・・ 地域の人に「お店を知ってもらう」対策

※これらの手段の詳細は、この記事の中で解説します。

選ばれる仕組み

見てくれる人が増えたら、次に「行きたい」と思ってもらう人を増やす事で、新規客が増えます。そのためにはお店の魅力を伝える「選ばれる仕組み」が必要です。
つまりは「ホームページの中身」です。

特に集客に強く関係するのが、以下の5つのページです。

<5つの重要ページ>

  1. トップページ・・・デザイン性が特に重要
  2. ヘアスタイルページ・・スタイル写真
  3. 店舗ページ・・・・店舗の内装・外装、アクセス方法や地図
  4. スタッフページ・・スタッフ一覧/スタッフ個別ページ
  5. 新規クーポンページ・・新規客を集客する

他にも「求人」に力をいれるサロンの場合、求人ページは非常に重要です。

捕まえる仕組み

最後に、「行きたい」と思ってくれた人を「捕まえる仕組み」が必要です。
それが「自社のネット予約」です。

「集める仕組み」「選ばれる仕組み」「捕まえる仕組み」が全て噛み合った時、ホームページでの集客が増えていきます。

そこで「3つの仕組み」をさらに詳しく解説していきます。

「集める仕組み」その1 検索サイト対策

ホームページは「見てもらう人」が多いほど、集客チャンスが増えます。
そして見てもらう人を集める代表的な方法が「検索サイト対策」です。

これはgoogleやyahooなどの「検索サイト」で検索された時、ホームページを上位に表示させる対策です。
専門的には「SEO(エスイーオー)対策」と言います。

例えば美容室なら「地域名+美容室(美容院)」などで検索されてホームページが上位に表示されると、ホームページを見てくれる人が増えます。

そこで方法をいくつかご紹介します。

ブログ(SEO対策)

「アメブロ」を使っても構いませんが、できればホームページ内のブログを使うことでSEO対策になります。

なお最近では「ワードプレス」でブログをするの方が集客効果・SEO対策につながっているため、イチからブログを始める場合はワードプレスを使った方が良いです。

具体的にはホームページ内に「ワードプレス」でブログ機能を装備して制作するか、またはワードプレス自体で制作して下さい。

なおブログでSEO対策する時、ポイントは以下の3つです。

  • ホームページの内部構造(作り方)
  • 「件名」の書き方
  • ページの滞在時間

なお最近のSEO対策では、特に「滞在時間」が長いほど、検索上位になる傾向にあります。そのためブログを使ったSEO対策を狙う場合は、ブログ1記事の文字数がある程度必要です。(理想は3000文字~5000文字)

グーグル3種類の無料サービスを使う(必須)

具体的には、

  • Googleアナリティクス(google analytics)
  • Googleサーチコンソール(Google Search Console/旧:Googleウェブマスター)
  • Google マイビジネス

これらは全て無料で取得ができます。
この3つを取得して、ホームページと連携させてください。

逆に言い換えると、この3つを取得・連携させずにホームページだけ作っても、検索されて上位になることは絶対にありません。

実際に私の会社では美容室のホームページ制作する際は、この3つを取得代行して、ホームページに盛り込んでいます。
(analyticsコードをhtmlに組み込む/サーチコンソール設定/グーグル地図に申請して掲載)

初めてホームページを持つ時に「してはいけないこと」

なお「初めてホームページを持つ」場合に、ありがちな「やってはいけない事」が2つあります。それがこちらです。

  • 自分で「手作りで作る」
  • 知り合いに「無料で作ってもらう」

なぜかと言うと、この2つのケースでホームページを作ると「検索されても出てこない」事が非常に多いからです。
「上位に表示されない」のでは無く、「検索されても出てこない」んです。

「ホームページはただあれば良い」のではありません。
表示されない・見てもらえないホームページは「無いのと同じ」です。

ちなみになぜ「検索されても出てこない」のが多いのかというと、web制作の技術力と検索上位対策に関する「知識と経験」の差です。

すこし専門的になりますが、ホームページを作るには大きく分けて「デザイン」と「コーディング」という2つの作業があります。
「デザイン」は見た目を作り、「コーディング」はそのデザインをhtml(エッチティーエムエル)というweb専門言語を使って「ホームページ化」する作業です。

特に「コーディング」は専門知識と豊富な経験が必要で、どのようにコーディングするかで検索上位に表示される7割以上の原因を担っています。

ホームページを自分で手作りしたり、知り合いがホームページの勉強を始めたので卒業制作で「無料で良いので作らせてほしい」というケースで作る場合、このコーディングの深い知識や豊富な経験が決定的に不足しています。

また、グーグルの3つのサービスすら分からない業者も実はいます。でも3つのサービスはプロなら誰でもわかる簡単なレベルの事なので、最低でもそれが出来る業者を選んで欲しいと思います。

「餅は餅屋」。「専門で出来る人」に任せて、自分にしか出来ない事に力を集中する事が成功の近道です。

「集める仕組み」その2 SNS対策

「SEO対策」は、ホームページをグーグルなどの検索サイトで上位表示する方法ですが、「検索サイト以外」のサイトから、ホームページに集客する仕組みも重要です。
その代表がSNSからの集客です。

インスタグラム

もはや説明するほどではありませんが、インスタグラムは美容室のSNSで最重要です。
特に「求人」では大きな効果があります。

また「集客」を狙う場合は、スタッフ個人ごとにするのが理想です。
しかしもし負担が大きい場合は、店舗用アカウントを1つだけ作り、スタッフで手分けしてサロンの魅力を投稿し続けて欲しいと思います。

なおインスタグラムはプロフィール画面に1つだけ「出口(外部リンク先)」を設定することが出来ます。その出口にホームページのアドレスを設定することで、ホームページのアクセス数は飛躍的に増えます。

以下に各業種のインスタグラムの「集客・求人」の活用事例を紹介しています。ご興味があれば参考にしてください。

参考サイト:インスタグラムの求人活用事例(一般企業の事例集)

ツイッター

こちらも説明するほどではありませんが、10代・20代がもっとも見るSNSがTwitterです。
集客のために使えますが、最近では求人で活かす美容室も増えています。

ちなみに今では、「警察」でさえもTwitterで求人活動をしています。
以下に各業種のTwitterを使った「求人事例」を掲載しています。ご興味があれば参考にしてください。

参考サイト:Twitterの求人活用事例(一般企業の事例集)

「集める仕組み」その3 地域認知度アップ対策

地域密着のお店のホームページを「見てもらう人」を集める為に、最も効果が高い方法が「地域認知対策」です。
いわゆる「アナログ対策」であり、チラシや看板などで地域の人に「お店を知ってもらう」対策です。

実は地域密着で圧倒的な集客成果を出している美容室は、実はここに一番力を入れています。まず「存在を知ってもらう」。これこそが何にも勝る集客法です。

例えばその手段の1つが「チラシ集客」です。
チラシを配った後は、ホームページを見てくれる人が明らかに増えます(アクセス数が増える)。

例えば私たちが美容室の集客をする時、ホームページとチラシをセットで依頼を頂く事が多いです。チラシを配ると「チラシを見て来る新規客」はもちろん、チラシを見た後で「ホームページを見て来る新規客」が増えるからです。

また「お店の名前+地域名」で検索する人が増えるので、中期的には「検索上位対策」にもなります。

今どきのお客様は「複数の手段」を見てお店を選びます。ですからホームページ集客(ネット集客)だからといって、必ずしも「ネットだけ」で全ての効果を狙う必要はありません。
「チラシを配って、ホームページの集客が増える」。変わった話に思えますが、地域密着のお店には効果が高い方法です。

「選ばれる仕組み」5つの重要ページ

ホームページで集客する(選んでもらう)ためには、以下の5つのページが特に重要です。
他にも重要なページはありますが、最低限度は以下のクオリティと内容が必須です。

<5つの重要ページ>

  1. トップページ・・・デザイン性が特に重要
  2. ヘアスタイルページ・・スタイル写真
  3. 店舗ページ・・・・店舗の内装・外装、アクセス方法や地図
  4. スタッフページ・・スタッフ一覧/スタッフ個別ページ
  5. 新規クーポンページ・・新規客を集客する

トップページ/「デザイン性」第一印象は2秒で決まる

ホームページに「集める仕組み」が用意できたら、次は「ホームページの中身」が大切です。そこで特に重要なのが「トップページ(入口ページ)」のデザインです。
このページはその「お店の顔」であり、「第一印象」を決めるページです。ここの印象が良ければ、他のページもしっかり見てくれます。

web業界では「ホームページは2秒で決まる」と言われています。これはホームページを初めて見た人が「第一印象」を2秒以内で判断するからです。そして「違う」と思われてしまうと、他のお店のホームページへ行ってしまいます。

その為、私たちも美容室のホームページを制作する際は、トップページのデザインに一番時間をかけて、何度もお客様とやりとりをして、納得がいくまで繰り返します。

例えば以下のホームページは、大阪の超激戦区「心斎橋」のサロン、シュシュ様のサイトです。
トップページにクオリティのフォトを配置し、ブランドイメージを高めています。

参考:modimoさま(愛知県名古屋市)トップページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

参考:choushouさま(大阪府/心斎橋)トップページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

スタッフページ/スタッフお客様が一番興味を持つページ

「スタッフのページ」はお客様が「一番興味を持つ」ページです。
美容室のホームページのページ別の閲覧数を解析すると、圧倒的に閲覧数多いのが実はこのページです。

例えば「どんな人(美容師さん)に切ってもらうのか」「かっこいいか・美人か」「笑顔で感じが良さそうか」「若いのか・ベテランか」「どんな服か・オシャレか」「実績や人気がありそうか」などをお客様は見ています。

なお、よく美容室のスタッフページで、スタッフ写真が個人ごとに並ぶ中、それぞれの写真が「撮影する距離感」「写真の色味」「背景」などがバラバラのお店があります。
でもこれは非常にもったいないです。

統一感のある写真に揃えて掲載し直しただけで、毎月の新規集客数が10人以上も増えた美容室もあります。

またスタッフ個人ごとの「プロフィール」を詳しく掲載する事も必要です。趣味やマイブームなどを掲載したいるすると、「共感するお客様」が来店します。

例えばディズニーランドを大好きな美容室のスタッフさんがいて、それを掲載した所、「私もディズニーランド大好きなの!」と声をかけてくれた新規客もいました。
大切なのは「人間らしさ」であり、あなたの人柄が伝われば「あなたが好き!」というお客様が集まります。

私は美容室の集客支援に関らせて頂き、つくづく感じるのは、美容室は「技術を売っているの」では無く「人を売っている」という事です。

美容室の商品は「技術」では無く「人」だと思うんです。
なぜならお客様への「想い」も「技術」も、全て「人(スタッフ)」が持っているからです。
「価値が一番高い」のは「技術」では無く「人」です。
「あなた自身」です。

でも私だけが「美容室は人が商品」と思っているのでは無く、多くのお客様も同じく思っているからこそ、スタッフページを一番見ているのだと思います。

だからスタッフページに「一番力を入れて欲しい」と思います。そしてそれが「新規集客」にも結び付きます。

参考:mahaeさま(大阪府) スタッフページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

参考:polkeさま(秋田県) スタッフページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

ヘアスタイルページ/サロンの「ブランドイメージ」はフォトで決まる

サロンのブランドイメージ、かみくだくと「イケてるお店」「オシャレなお店」「センスがあるお店」と思ってもらうには、スタイル写真がもっとも重要です。

なお掲載するフォトに統一感(距離感・ファッション性・写真の色味)があるのは絶対条件です。

しかし多くのサロンでは、スタッフがそれぞれ自分の好みで撮影した、統一感のないヘアスタイルが並んでいるところが多いです。
これではお客様は「どんなサロンか」が分かりません。伝わりません。

ものすごく極論を言いますが、お客様はスタイルページで「髪型」を見ていません。
もちろん見てはいますが、もっと見ているのは「全体を通してオシャレかどうか」。

この視点(全体の統一感)でスタイルページを作ることが、新規集客につながります。

参考:ganeshaさま(滋賀県) スタッフページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

「捕まえる仕組み」新規客クーポン&ネット予約ページ

ホームページを見てくれる人を集め、選ばれる魅力を伝えたら、最後のひと押しが「捕まえる仕組み」です。
「予約してもらえる」仕掛けを作る事で集客が増えます。

美容室の場合、その1つの方法が「ご新規様限定のクーポン」ページです。特にネット予約システムと連動することで、新規客数は格段に増えます。

私たちが関わる地域密着の美容室で「最もスタンダードの集客方法」は、検索上位対策を施しつつ、チラシで地域に「お店を知って」もらってホームページに誘導。
「選ばれる魅力」を伝えて、最後にクーポンページで「予約してもらう」様に組み立てています。
毎月50人~100人以上の新規集客している地域密着の美容室は、シンプルですがこの方法が最も安定した結果が出ています。

なお、新規クーポン&ネット予約ページは、大きくわけて2種類の作り方があります。

  • 自社ネット予約システムを使うパターン
  • ホットペッパーと連携するパターン

以下でそれを解説します。

自社ネット予約システムを使うパターン

自社ネット予約システムにも、たくさんの種類があります。
私のオススメとしては、POSレジのネット予約システムを使うなら、ビレイのPOSレジとネット予約システムが使いやすいと思います。

参考:Be Shineさま(兵庫県) クーポンページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

「ホットペッパー」を活かしてクーポンページを読み込む作り方

以下の例は、ホットペッパーのクーポンページを組み込んだ例です。

ホットペッパーを集客で使っているサロンは多いと思います。
それなら割り切って、「ネット集客での新規客はホットペッパーに集約した方が管理が楽」というサロンも多いです。

そこで、クーポンページ&ネット予約のページを、ホットペッパーにジャンプさせる例が以下です。

ちなみにこの時、重要なのが「自サロンのクーポンページだけ」をホームページ内に読み込むことです。
この方法を用いることで、自サロンのクーポンページから、他のホットペッパー掲載サロンにジャンプすることは出来ません。

わざわざ自サロンに興味を持ってくれたのに、ホットペッパー掲載の他サロンに流れないようにしてください。

参考:seedさま(東京都) クーポン&予約ページ

※ 制作:株式会社IT-Brain

失敗しない、美容室ホームページ製作会社の選び方

美容室のホームページ制作で「どんな業者が良いの?」と美容室のオーナーから質問を頂きます。そこで経験を交えて、私は以下の様に答えています。

<制作会社を選ぶ時に必要な条件(一部)>

  • リース契約ではない(これだけは絶対ダメ!)
  • 美容室のホームページ制作実績が50以上
  • 美容室の「集客・求人ノウハウ」がある
  • オリジナルのスタイル写真(フォト)を持っている
  • 検索上位(SEO)対策が得意
  • Googleの3種類のサービスを代行で取得・設定してくれる

この内容は、さらに詳しく以下のブログ記事に解説しています。
特に「リース契約で作る」のだけは絶対にダメ・ものすごく危険です。

これも詳しく解説していますので、初めてホームページを作る・または作り直す場合は、ぜひ参考にしてください。

最後に、美容室のホームページ制作で「失敗した」お店は、残念ながら本当に数多くあります。
ぜひあなたのお店のホームページを「集客」や「求人」で充分に活かし、成功して欲しいと心から願います。

この記事を書いた人

中川 淳

中川 淳 株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2018年10月時点)。

株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2018年10月時点)。

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