美容室の多くはホームページ作成で失敗しています。実際に私は美容室のホームページ制作を500サイト以上してきましたが、300サロンは「作り直し」の引継ぎです。そこで今回は初めてホームページ制作する際の「よくある5つの失敗」と、良い業者がわかる「10のポイント」をご紹介します。

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はじめての美容室ホームページ作成【よくある5つの失敗】300サロンが作り直した理由

美容室の多くはホームページ作成で失敗しています。実際に私は美容室のホームページ制作を500サイト以上してきましたが、300サロンは「作り直し」の引継ぎです。

そこで今回は初めてホームページ制作する際の「よくある5つの失敗」と、良い業者がわかる「10のポイント」をご紹介します。

「5つの失敗」と良い業者が持つ10の条件」

私の会社はガラケー時代から美容室サイトを500サイトは作らせていただきましが、半分以上が「作り直し」の依頼です。

中には本当に気の毒なことに、「詐欺まがい」の制作会社につかまり、今も泣く泣く料金を払い続けている美容室もあります。

では多くのサロンはどんな失敗をしているのでしょうか。
代表的な5つの失敗が以下です。

ホームページ「よくある5つの失敗」

  1. リース契約で制作(そもそもリースは違法)
  2. 見た目がダサい
  3. 検索しても表示されない(最低限のSEO対策もされていない)
  4. スマホ対応されていない(別料金がかかる)
  5. 業者が更新してくれない(対応遅い・別料金で高額)

詳細は後で解説します。

では逆に美容室の場合、どんな制作会社を選べば良いのか。
私が知る限り、良い業者は以下の10の条件を満たしています。

良い制作会社「10の条件」

  1. リース契約ではない(修正・更新作業でもめる事が多い)
  2. 美容室サイトの制作実績数(最低50以上)
  3. 美容室の「集客・求人」知識がある(美容室の専門知識がある)
  4. オシャレなデザイン力(美容室のブランディングが得意)
  5. オリジナルの「スタイル写真(フォト)」を持っている
  6. htmlコーディングの技術力(SEO対策を理解した内部構造)
  7. SEO対策で必須の「Google3種類のサービス」を取得・設定してくれる
  8. スマホ対応が標準(レスポンシブ)
  9. ワードプレス(自社ブログ)が標準装備
  10. SNS集客(特にインスタグラム)に詳しい

では、よくある5つの失敗について解説していきます。

失敗1:リース契約で制作

失敗例で多いのが、高額な「リース契約」でホームページ制作した場合です。

制作料金を「一括」ではなく、「分割」で毎月支払えるため、資金的に「支払いが楽」だと思ってリース契約で制作するサロンが多いです。

しかし実はホームページは原則、「リースで制作するのは違法」です。
(※「触れる物体」がないとリースは組めない/無形のホームページは通常は対象外)

ではなぜリース契約で作る業者がいるかというと、「グレーゾーン」を狙うからです。ホームページ制作の際に「更新システム」と称したソフトを作り、CDなどを一緒に納品します

しかし私が「リースで制作ダメ」と書いた理由は、違法だからではありません。
「サロン側の立場が弱すぎる」からです。
逆に「制作会社側だけがメリットだらけ」だからです。

リース契約をすると、お金の流れは以下となります。

  • 制作会社は、リース会社から「一発で全額入金」される
  • サロン側は、制作会社ではなく、リース会社に「金利が載った分割額」を毎月払う

そのためホームページ完成後、更新・修正を制作会社に依頼しても、制作会社は「すでにお金をもらっている」ため、なかな更新してくれない会社が多いです。(対応が遅い)。
中にはいろいろ条件をつけて作業しなかったり、法外な別途費用を請求する悪質な会社まであります。

ですから美容室がホームページを作る場合は、絶対に「リースで制作だけはダメ」です。

私の友人のサロンオーナーはリース制作して、何人もこれで失敗しています。(その後、私の会社で作り直している理由の1位がこれ)

実際に、私の会社はリースでホームページ制作したことは1度もありませんし、私の周りの美容室サイト制作が得意な会社も、リースで制作する会社は1つもありません。

失敗2:見た目がダサい

主に女性客を対象にビジネスをする美容室。そのためホームページのオシャレさ・見た目はもっとも重要です。

しかし女性客がサロンのホームページを見て、逆に「行くのをやめた」「行くのをためらった」と聞くことは実は珍しくありません
それはどんなサイトかというと、ストレートに言うと「見た目がダサい」「見た目が怪しい」「素人の手作り感」があるものです。

もちろんそんなホームページを見て、既存客がサロンに「手作り感があってダサいわね。」など絶対に言いません
そのためオシャレなお客様や、若い優秀なスタッフからの求人応募を「知らないうちにチャンスを失っている」ことが多々あります。

では、なぜ「見た目がダサい」とサイトになるかというと、理由の多くは以下の3つのパターンのどれかに当てはまります。

見た目が悪い理由1:サロンで手作り

今は「無料で簡単」をアピールするホームページ作成サイトが沢山あるため、手作りしている美容室が非常に多いです。

しかし「無料で簡単」と言っても、実際はWEBの最低限の知識・技術が必要です。
私たちプロでも、無料ホームページを触って「本当にオシャレにする」のは現実的に難しいです。
正直、無料サイトを使うぐらいなら、そのカスタマイズ時間と同じ時間で、イチから自分で作った方が早いし、はるかにクオリティが高いモノが出来ます。

つまりWEB知識・技術が低いために、「素人感クオリティの見た目」のホームページになっているサロンがたくさんあります。

しかしプロとして本音を言うと、「手作り感」「見た目が悪い」ホームページなら、失礼ながら「無い方がマシ」です。
なぜなら美意識が高い新規客の集客や、スタッフ求人が逆に悪くなるからです。

見た目が悪い理由2:友達・知り合いに作ってもらう

友達やサロンのお客様で「最近、WEB制作の勉強を始めた」という方に、無料に近い金額で作ってもらうサロンも多いです。
しかし、これもストレートに言うと「サロンで手作り」の方がまだマシです。

私は今まで5000以上の美容室ホームページを見てきましたが、素人の友達やお客様に作ってもらったサイトで「見た目が良いモノ」を1度も見たことがありません。(プロの友達・プロのお客様は別)

友達やお客様に作ってもらうと、サロンも逆に気を使って「言いたいこと」も言えません。だから友達・お客様に作ってもらうのが一番失敗するパターンです。

見た目が悪い理由3:美容業界を知らない異業種の制作会社

これも多いですが、「美容室に詳しい業者に作ってもらうと同じようなデザインになるので、あえて『異業種の制作会社』に作ってもらった。」というパターンです。

しかし残念ながらこれも、「美容室とは思えない、見た目のダサい」ホームページになっている例をよく見ます。実際に私の会社が「作り直し」の制作依頼を受ける際、2番目に多いケースです。

繰り返しますが、美容室のホームページの役割は「集客」はもちろんですが、それ以上に「求人のため」です。
つまり「美容師さん・美容学生が好むオシャレなデザイン」でないなら、ホームページは「無い方がマシ」です。

奇抜なことを狙わず、王道(見た目がオシャレ)で勝負して、美容室に詳しい業者に作ってもらうのが、集客や求人で成功しやすくなります。

探せば美容室のホームページが得意な制作会社は沢山あります。制作コストが安い会社もたくさんあります。
ですからわざわざリスクを犯して、異業種が得意な制作会社に作ってもらうのはオススメしません。

失敗3:検索しても表示されない

これも「手作り」や「友達・お客様が制作」したのが原因で、よくある失敗例です。
つまりSEO対策(検索上位対策)でまったく効果がないパターンです。

なお理想は「地域名+美容室」で検索して、10位以内にホームページが表示されることです。

しかし最近はホットペッパー・ビューティーがあまりにもSEO対策が強く、「地域名+美容室」で検索して10位以内に入るのは、非常に難しい状態です。

ホットペッパーが上位を独占する理由の1つは、ホットペッパーに掲載するサロンの多くがホットペッパーのブログを頻繁に更新しているからです。
つまりもともとアクセス数が異常に多いサイトなのに、かつ頻繁にページが更新されるサイトより検索上位になるのは、至難の業です。

しかしホームページの失敗例で最も「最悪な結果」は、「地域名+美容室」で10位以内に表示しないことではありません。

最悪なのは「地域名+自サロン名」で検索して、サロンのホームページが表示されない時です。

言い換えれば「地域名+自サロン名」で検索して上位表示されれば、最低限度はOKということです。

失敗例のホームページは、「地域名+自サロン名」で検索しても表示されません。
これは「手作り」や「友達・お客様」に作ってもらった時に、かなり高い確率で発生しています。
プロと素人が作る違いは、これも大きな差です。

どうしても手作りする場合は、「地域名+自サロン名(カタカナで)」で検索して、ホームページが上位表示されることだけはクリアしてください。

失敗4:スマホ対応されていない

美容室のホームページは80%以上、「スマホ」で見られています。iPadを含めたタブレットを含めると90%近い人がスマホとタブレットで見ます。
言い換えると、パソコンでホームページを見る人は10%前後です。

そのため「スマホ対応」は必須です。

極論、スマホで見て「オシャレなサイト・見やすいサイト」であれば、パソコンユーザーを無視しても良いぐらいです。

そのため、最近ではパソコン・タブレット・スマホの全てに対応した「レスポンシブWEBデザイン」で作るのが標準です。

しかし足元を見る制作業者の場合、スマホ対応・レスポンシプ対応のサイト制作を別料金で請求する業者もいます。

必ず「レスポンシブWEBデザイン」で制作すること。
そして業者に依頼する場合は、レスポンシブ対応が標準かどうか(別料金が不要か)確認してから依頼してください。

失敗5:更新してくれない

これは「失敗1」ですでに解説した内容と同じです。
更新作業の対応が早い、誠実な業者を選んでください。

美容室のホームページ制作会社で、理想的な保守・更新対応は、例えばスタイル写真(フォト)の色味・距離感を全てそろえて加工して、更新・公開してくれる業者です。

「フォトの色味・距離感をそろえる」ことで、サロンのブランドイメージが良くなります。
また、その加工したフォトをホットペッパーなどの集客サイトで投稿すれば、より集客もしやすくなります。スタッフさんの負担も楽です。

ブランドイメージが良くなると「集客・求人」が良くなるので、そこを理解した業者を選んでください。

美容室ホームページ制作が得意な会社「10の条件」

以下に美容室のホームページ制作において、良い制作会社が持つ10の条件を詳しく解説しました。
ぜひこちらも参考にしてください。

ぜひ素敵なホームページを作り、
あなたの「お店の魅力」を伝えて欲しいと思います。

この記事を書いた人

中川 淳

中川 淳 株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2018年10月時点)。

株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2018年10月時点)。

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