新規集客
美容室はクオリティが高いフォト(スタイル写真)を作ると集客・求人が加速的に良くなります。例えば新規客数が10倍、求人数が7倍になったサロンさえあります。
さらにフォト撮影を通じてスタッフの技術力が上がり、単価アップ・リピートアップにもつながります。
そこで今回は「集客」のためのフォト撮影について、基本知識をご紹介します。
私の会社にはフォト撮影の「ブランディング・ディレクター」が在籍していますが、協力・教育させていただいたサロン様では以下のような実績があります。
このような事例は実は珍しくありません。
それほどフォトは「集客」と「求人」につながる大きな武器です。
しかしフォトが良くなれば「集客が増える」「求人が有利になる」という話は、多くの美容師さんが当たり前に知っている「常識・鉄則」だと思います。
しかし実際にフォト撮影に本気で力を入れているサロンは、全国22万件の美容室で10%も無いのではないでしょうか。
厳しい意見かもしれませんが、90%のサロンは集客や求人に困っても「行動レベル」まで出来ていません。
そのため「行動」をしているサロンは、圧倒的に有利な状況になっています。
では、なぜフォトのクオリティがあがると、集客が伸びるのか?
また求人も有利になるのでしょうか。
全国で22万件も美容室にはそれぞれ「素晴らしい個性」があります。
しかし実際にお店に入店しないとその「個性」はわかりません。
だからお客様は友人の「口コミ」でもない限りは、お店を「見た目で判断」するしかないのです。
ではお客様は「見た目で判断する」とは、具体的に「何で判断」するのでしょか?
それは恐らく3つあると思います。
1つめは「お店の外観」、
2つめに「ホームページのクオリティ」です。
実際に「集客」・「求人」が強いお店で
ホームページのクオリティが低いお店はありません。
そして3つめに
「ネットに公開したフォト(スタイル写真)」です。
フォトのクオリティが高いほど、ネット広告サイト(ホットペッパーなど)の新規集客も加速します。
もちろん、ホームページのクオリティも高くなります。
つまり「素敵なお店」だと知ってもらうには、いまのネット社会の現在では、フォトは「必須の武器」になっていると言えます。
「集客するフォト」を作るには、以下の5つの条件が必要です。
※詳細は後述します
さて、「集客」を目的にすると、この中でもっとも大切なのは・・
実は「ヘアスタイル」ではありません。
「モデル」です。
これは有名プロカメラマンはみんな口をそろえて言います。
『モデルが8割、カメラマンが1割、美容師が1割。
モデルが悪いと絶対に良いフォトにはならない。』と
ではどんなモデルが良いのか。
それが以下です。
ところがこれらの条件を満たす女性は、実はそうそういません。
街にいる可愛い女性の9割は、撮影してみると意外に可愛いく撮れません。
なぜなら女性は「顔面」だけでなく、性格・声・仕草・愛嬌など、さまざまな要因で「可愛い雰囲気」に見えるからです。
しかしフォトにそれら(性格・声・仕草・愛嬌)は写りません。
写るのは「顔面・表情・体型」だけです。
もちろんヘア、メイク、衣装、カメラワークなどで、モデルの素材に「+20点の加点」ができます。だから80点のモデルなら100点にフォトになります。
しかし30点のモデルは、50点にしかなりません。
そのため「集客」が目的なら8割は「モデル次第」です。
最初はそんなモデルを見つけるのに苦労しますが、多くのサロンは以下の方法でモデルを見つけて依頼しています。
まずは「モデルが8割」。
良いモデルを見つけることから始めて欲しいと思います。
この記事を書いた人
中川 淳 株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2021年7月時点)。
株式会社IT-Brain(アイティブレイン)代表取締役。美容室専門の集客・求人プロデューサー。美容室で年間2000店舗以上/年間5万人の新規客の集客に関わる。 2014年、地域密着の美容室の集客方法をまとめた「行列のできる新規客の集め方」本を出版。Amazonランキング4部門で1位。 またセミナー講師もつとめ、経営者や美容師さんを中心に、受講者は全国で7,000人以上(2021年7月時点)。